西船橋まで、VFを引き取りに行ってきました。

VF750F

電車で片道2時間の旅でした。さすがに都心に向かう電車は空いていました。グリーンは満席でしたが、殆ど大宮で下車。きっと皆さん、新幹線に乗り換えたのでしょうね。

VFの出品者のご自宅は、JRの西船橋駅から北へ徒歩10分くらいにお住まいでした。事前に用意した自前の地図で迷うことなく到着できました。外にはすでにVFが鎮座しておりましたが、やはり値段相応のようです。

出品者の方はとても親切な方で、お話されることも信用できるものでした。今までずっとレストアしてきたけれど、「精根、尽き果てました。」とのこと。確かにご苦労の後が、車体のいたるところで見え隠れしていました。

スペアのブレーキパッド(2箇所分)と自賠責保険証をいただいて、ウエストポーチに納めてから車両を目の前の道路までバックで取り回しした際に、ブレーキがスカスカなのに気付きました。おまけにブレーキもクラッチレバーも湾曲していました。エンジンの異音については初めからわかっていたことなので、特に気にはならなかったのですが、このブレーキには焦りました。とても帰り道にツーリングなど出来そうもありませんでした。

そこで出品者の方に教えていただいた松戸経由、外環から東北道へ進むルートで帰ることにしました。船橋から松戸間は大した渋滞も無く、また外環も空いていたので気持ち良く走ることが出来ました。でも、東北道方面に進路を変えたら、すぐ事故渋滞。おまけに久喜インターの先も事故渋滞らしく、秘密基地でブレーキを直そうと思っていたことも、諦めざるをえませんでした。

VF750F

久喜インターからは県道大宮栗橋線→国道125号→国道4号と進み、特に渋滞もなく家にたどり着くことが出来ました。
ただ、走行中にギャップを越えるとサスペンションが嫌な動きをするので、交換済みと聞いていたフロントフォークのオイルシール付近を覘いてみると、案の定オイルが漏れていました。『オイルシールを交換したはずなのに何でだろう』と良く見てみると、インナーチューブに無数の縦溝が出来ていました。これではオイルシールを交換しても漏れが止まるわけないですね。

ということで、それ以外にも様々な問題点が見つかり、やはり安く買えても結局高いものになってしまいそうです。Z750TWINを直すまでの代車にしようと思ったのですが、考えが甘かったようです。

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